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最近は新型コロナウイルスの症状や予防方法について多くの方がインターネットを利用して調べているそうです。
そこで今回は普段利用しているGoogleやYahoo!などの検索サービスとは少し違う、論文専門の検索サービス「Google Scholar(グーグルスカラー)」についてご紹介したいと思います。
目 次
Google ScholarはGoogleが提供している論文専門の検索サービスです。
大学や研究機関が公開している専門性が高い論文を無料で閲覧することができます。
Google Scholarは専門的な仕事や勉強をしている方に利用されているサービスになります。
日本語以外の論文も検索することができPDF形式でダウンロード可能な論文もあります。
ウェブサイトやSNSでは見つけることのできない情報と出会うことができます。
多くの専門家の方に信憑性の高い情報収集元として活用されています。
検索画面は一般的なGoogle検索のページにとても似ています。
調べたいキーワードを検索窓に入力することで結果結果が表示されます。
検索窓の下に入っている「巨人の肩の上に立つ」という言葉が印象的です。
言葉の意味は後述します。
トップページから検索した後、検索結果の左上にメニューが表示されます。
メニューの一番上には「記事」と「プロフィール」という項目があります。
「記事」にすると検索キーワーに関連した論文が表示され、「プロフィール」にすると検索キーワーに関連したプロフィールをもつ専門家が表示されます。
例えば「細胞」とういキーワードで検索したとき「記事」だと細胞に関する論文が表示され、「プロフィール」だと細胞学者などプロフィールに細胞が含まれている結果が表示されます。
基本設定は記事検索になります。
ブックマーク機能です。
後で読みたい論文やキープしておきたい論文を登録することができます。
機能を使用するにはGoogleアカウントが必要になります。
ユーザーが登録したキーワードに関連した論文が新しく登録されるとメールに通知してくれる機能です。
機能を使用するにはGoogleアカウントが必要になります。
より精度の高い検索結果を表示させるために以下の絞り込み設定があります。
「すべてのキーワードを含む」「フレーズを含む」「いずれかのキーワードを含む」「キーワードを含まない」の中で各々の設定ができます。
「記事全体」と「記事のタイトル」から選択できます。
著者名に絞って検索します。
出典元に絞って検索します。
投稿された日付を指定して検索します。
検索結果には「関連性で並び替え」「日付順に並べ替え」「すべての言語」「英語と日本語に限定」などの設定ができます。
Google Scholar のトップ画面に書かれている「巨人の肩の上に立つ」(Stand on the shoulders of giants)とは、アイザック・ニュートンがロバート・フックに宛てた手紙に書いてあった言葉「「私がかなたを見渡せたのだとしたら、それはひとえに巨人の肩の上に乗っていたからです。」からの引用とされていますが、原典は12世紀のフランスの哲学者シャルトルのベルナールとも言われています。
意味は、新しい成果というのは先人の積み重ねた過去の発見の上に立てるからこそ見つけることができるという意味です。
アイザック・ニュートンは、イングランドの自然哲学者、数学者、物理学者、天文学者、神学者です。運動の三法則を提唱しました。
ロバート・フックはイギリスの自然哲学者、建築家、博物学者。グレシャム大学の教授。
ベルナールは、12世紀フランスのネオプラトニズム哲学者、学者。
Google Scholarは研究や勉強目的に論文を探しても、アイデアの種を探すのにもオススメのサービスです。
知らない世界に触れる機会にぜひ利用してみてください。
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