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アクセス解析はホームページの運営を何倍も楽しいものにしてくれます。
1ケ月に100人のアクセスがあったことがわかると、現在の指標ができます。
翌月は50人しかアクセスがなかったことがわかると、減った原因の検証と改善をしたくなります。
次の月に500人のアクセスがあると、改善した内容と増えた原因を擦り合わせ新しい指標ができます。
そして、時には50人のアクセスでも10人からお問い合わせがあったり、500人のアクセスでも1人しかお問い合わせがないことがあります。もし、アクセス解析ツールを入れていないことで「10人からお問い合わせがあった!」や「1人しかお問い合わせがなかった・・・」だけで終わらせてしまうとホームページの品質を向上させる機会を知らずに逃してしまうことにもなりかねません。
「5/1のCV率の原因」「500人のアクセスを集めた原因」を検証することで「500人のアクセス+5/1のCV率」で100人からのお問い合わせを集めるホームページにブラッシュアップさせることができるかもしれません。
偶然と捉えられることを数字をもとに検証していくためにもアクセス解析ツールの導入をおすすめしています。今回は、アクセス解析ツール「Google アナリティクス」と「Google Search Console」について紹介いています。
目 次
アクセス解析を行う場所は大きく分けて2箇所「ホームページの中」と「ホームページの外」になります。
「ホームページの中」の解析では、ホームページに何人のアクセスがあったかや、ユーザーが辿ったページの経路を調査します。「ホームページの外」の解析は主に検索結果が対象になります。どのようなキーワードで検索されたときに表示されているかや、何番目に表示されているかが分かります。
アクセス解析ツールの役割としては「Google アナリティクス」は「ホームページの中」、「Google Search Console」は「ホームページの外」の解析を主に行っています。
また、解析結果をもとにホームページの改善をおこなう際は「見込顧客」「潜在顧客」とユーザーのフェーズに合わせた多角的な目線での検証が必要になります。
Googleアナリティクスは無料で多くの機能が備わったアクセス解析ツールです。
検索エンジンシェア世界一のGoogle公式ツールなので精度の高い情報を収集することが可能です。
Google アナリティクス を設置することで、ホームページを訪れたユーザーの経路、時間帯、最初にアクセスしたページ、ページごとの滞在時間、離脱したページなど様々な情報がわかります。
下記は、Google アナリティクスのメニュー項目です。項目ごとにかなり詳細な情報が取得できます。その一部を紹介します。
リアルタイムに、現在どのページを何人のユーザーが閲覧しているかを調査することができます。
リアルタイム情報は、ユーザーが閲覧しているページ、閲覧時間、国なども把握できます。
一定期間内にホームページに訪れたユーザーの属性と閲覧に関する情報を確認できます。
主な項目は
検索結果やバナー、SNS、リスティング広告などユーザーの訪問元が分かります。
ユーザーがアクセスして、離脱するまでに辿ったページが分かります。
顕著に離脱数が多いページが見つかった場合は、離脱の原因を修正してホームページの改善を行います。
コーポレートサイトであればお問い合わせ、ネットショップでは購入などホームページによって発生して欲しい目標をコンバーション(CV)と呼びます。
アクセス解析ツールを導入することで設定した目標が何件達成されたか、または達成目前で離脱したと予想できるユーザーの行動を調査できます。
離脱した原因を把握することでホームページの改善ポイントが明確に把握できるようになっていきます。
検索エンジンが、ホームページを認識・登録することを「インデックス」と呼び、「インデックス」されることで検索結果に表示されるようになります。Google Search Consoleでは、このインデックスステータスをもとに、検索結果に表示される順番や検索キーワードの情報を収集しています。
Google Search Console も、アナリティクスと同様に無料で利用できます。
事前に下記の情報をご用意してください
1.Googleアカウント
2.サーバーにアクセスするためのFTP情報
Googleアカウントにログインした状態で、Google Search Consoleのページに入り「プロパティを追加」ボタンを押すと下記画像のポップアップが表示されます。
Google Search Console は、1つのGoogleアカウントで複数のホームページのアクセス解析を管理できます。
主な情報と機能
○インデックス登録申請
ホームページは一定期間が経過すれば検索結果に徐々に表示(インデックス)されるようになります。しかし、稀に検索結果に登録されないページが発生することがあります。そのようなページがないかを調査して、インデックスされていない原因を調べることができます。また、新しく追加したページのインデックスリクエストを送ることもできるので、自然にインデックスされるのを待つよりも早くページをインデックスすることができます。
○エラーの報告
ページ内にエラーがあったり、低品質のページがあると検索結果の表示順位の低下に繋がります。アクセス解析ツールを導入することでエラーページがないかを調べると共にページの改善点を迅速に知ることができるようになります。
Googleで検索が発生した際に何回ホームページが検索結果に表示されたか、検索結果に表示される検索キーワードは、そのキーワードで検索が発生した際に何番目に表示されているかなど様々な情報が分かります。
検索に関する情報を知ることで思いもよらないキーワードで検索に表示されていることが把握できたり、予測していなかったキーワードの検索ボリュームが多いことを知ることができ運営しているホームページの強化するべきポイントや新たに追加するべきコンテンツを知ることができます。
表示回数や検索順位の変化はグラフで表示されるので、ウェブの知識や専門用語やわからない方でも簡単に把握することができます。
取得できる情報は「取得期間」「キーワード」「ページ」「デバイス」などのフィルターを適用させることで、より目的に合った情報を取得することが可能です。
収集できるのは、Google Search Consoleに登録後からの情報のみになります。
検索結果に表示された回数です。
合計の表示回数にフィルターを適用させることで「一定期間の表示回数」「キーワード/ページ/デバイスごとの表示回数」を確認することができます。
検索結果をクリックされた回数です。
表示回数と同じくフィルターを適用させることができます。
検索結果に表示される順位を調べることができます。
上記の画像は、クローバーグラフィックのサーチコンソールで表示される、デバイス別に分けられた検索結果の表示回数です。
モバイルファースト(スマートフォンでの見やすさを優先)という言葉もあるほど、現在、ホームページの閲覧機器の70%以上がスマートフォンからとされていますが、弊社のサーチコンソール上ではパソコンでの検索数がスマートフォンの3倍以上の結果となっています。
例えば、この情報があることで
①スマートフォンユーザーは検索エンジンを使用していない=SNSや他の流入経路が大半。
②ホームページの制作会社を探す場合はパソコンで調べている方が多い。
などと、数値を見て予測することができます。
アクセスがないホームページやブログでお悩みの方は、アクセス解析ツールの導入をおすすめしています。現在の状態を知り、修正を行うことで重要な改善ポイントが見つかることもあります。
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