WEBマーケティングの基礎と関連資格

A : 今日のお昼、カレーにしない?
B : いいですね!!
A : カレー屋さんのチラシが2店入ってたんだけど、どう?
B : どっちにしよう・・・こっちのお店はどうです?スパイスカレーが美味しそうです!!
A : いいね!!しかもテイクアウトにすれば、次回使えるクーポンが貰えるらしいよ。
B : じゃあ、テイクアウトで決定ですね!!


上記のようなやりとりの、提案するAさんの役割をWEBサイトとした時に、Bさんに当たる見込み顧客に対して「○○しませんか?」とアプローチを行うことで、ホームページの「お問い合わせ」や、ECサイトの「購入」のきっかけをつくることが期待できます。
WEBマーケティングは、このCV(コンバージョン)と呼ばれる最終的な成果の数を最大化するために行う施策です。 このブログでは、WEBマーケティング未経験の方に向けて基礎と関連資格の紹介を掲載しています。

WEBマーケティングとは

WEBマーケティングとは、WEBで収集したアクセス情報やユーザー属性を活用したマーケティングのことです。
WEBの解析情報は数値として提供されるので、マーケティング施策の影響による数値の変化を分析しやすい特徴があります。
先のAさんとBさんの会話の例で、お店が決められた最終的な要因は、たまたま「スパイスカレーの掲載」でしたが、チラシの場合、どの程度「スパイスカレー」の訴求力があるか分かりづらい上に、もし別の未掲載のカレーの方が需要が多く広告効果が高かったとしても事前に把握することは難しいと思います。
WEBサイトの場合は、ユーザーのニーズは検索数の比較などで確認することができる上、運用を行いながらユーザーの需要が多い方にWEBサイトを調整し続けることができる強みがあるので、多くの企業でWEBマーケティングを活用したWEBサイトの運用が行われています。

WEBマーケティングの方法

WEBマーケティングに「予測」や「測定」「検証」は欠かせません。
市場調査や広告効果の結果をみて、良い結果がでた施策を積み重ね、良い結果がでなくてもPDCAサイクルを回すことでWEBマーケティングの質が高まり、次の施策の方向性を見つけることが出来ます。

市場の調査

市場の調査を行い、できるだけ多くのユーザーに「認知」される施策を行うことがWEBの運用を成功させるための第一歩となります。そのため、CVに繋がりそうな潜在顧客の「興味」や「課題」を的確に把握する調査が必要です。

検索キーワードや検索数の調査

WEB検索は「興味の深堀」や「課題の解決」のために使用されるため、検索キーワードや検索数の調査を行うことで、ダイレクトにユーザーの目的や需要を把握することができます。調査した結果、WEBサイトで紹介している事業や商品に関係するキーワードの中でも検索数の多いものをWEBサイト内にバランスよく取り入れることで、多くのユーザーに求められるコンテンツを制作することができます。

アクセス解析

既にWEBサイトを運営している場合は「Googleサーチコンソール」や「Googleアナリティクス」を活用することで、現在のWEBサイトのポジションと期待値を把握することができます。

アクセス解析ツールができること

認知の施策

潜在顧客が検索に使用しているキーワードを調査した後は、実際にWEBサイトに取り入れ、多くのユーザーから認知してもうための施策を行います。

SEO対策

SEO対策は、検索の表示順位を上げるために行う施策です。
高い順位に表示されるようになると、多くの潜在顧客からのアクセスが集めることができるようになります。

SEO基礎と対策ツール

リスティング広告

キーワードによっては、SEO対策を行っても上位表示が難しい場合もあります。
その場合は、有料のリスティング広告を出稿することで、潜在顧客からのアクセスを集めます。

WEB集客方法の基礎とツール

CVの改善

WEBサイトを訪れるユーザーが増えても「お問い合わせ」や「注文」など、CV数が増えなければ施策を行った意味はありません。
そのため、時にはWEBサイトのリニューアルを行いUI(ユーザーインターフェース)を改善したり、バナーのデザインや、お問い合わせフォームのデザインを変更してUX(ユーザーエクスペリエンス)を高めることも必要になります。

A/Bテスト

A/Bテストとは、同一のコンテンツでデザインが違うページを2つ用意して、同じ期間公開することで、CV数が多いデザインを確認することができるテストです。

ヒートマップ

ヒートマップとは、WEBサイト内でユーザーがクリックした場所や数を可視化できる機能です。ボタンと間違って押されている場所を洗い出し、ユーザーが離脱する原因を軽減することができます。

WEBマーケティングの関連資格

下記に紹介する資格は、アクセス解析とSEO対策に関する資格になります。
WEBマーケティング未経験の方で何から始めれば分からない方は、ユーザーとWEBサイトを繋げ「認知」してもらうために不可欠な、アクセス解析とSEO対策の基礎知識を身に着けることをおすすめしています。
資格は就職時にも強みとなるので、WEBマーケティングの仕事をしたい方にもおすすめです。

Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)

Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)は、アクセス解析サービス「Googleアナリティクス」に関する知識を認定するGoogle公式の資格になります。試験で扱う内容は、Googleアナリティクスが提供する情報の見方と活用方法を中心とした内容です。資格取得に必要な知識を身につけることで、Webマーケティングで重要な精度高いユーザー属性の解析ができるようになります。
同じくGoogle公式の「GooglePartnersプログラム Google広告の認定資格」についても学習することで、一層、 精度の高いWEBマーケティングを行えるようになります。

SEO検定

SEO対策初心者の方でも知識と技術を体系的に身につけることができる、一般社団法人全日本SEO協会が認定する資格になります。難易度別に4級から1級までのコースがあるので、現在、仕事でSEOを行っている方の復習・再学習の機会にも受講されている人気の資格です。

まとめ

WEBマーケティングは、WEBサイトの費用対効果と時間対効果を改善するために欠かせない施策となりました。
また、WEBを活用したマーケティングには、より多くのツールを活用して行う「デジタルマーケティング」の人気も伸びてきています。これからホームページを制作される方も、現在、公開中の方もWEBのCVR(成果達成率)を最大化したいという方は、クローバーグラフィックまでお気軽にご相談ください。

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