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クローバーグラフィックでは数年前から熊本県の若手農家グループ「 HARVEST 」のWEBサイトとECサイトの制作・運営に携わらさせて頂いています。
今回は、HARVESTの農家さんのように生産者が自らECサイトを運営し消費者と直接売買を行うビジネスモデル「DtoC」について紹介したいと思います。
目 次
DtoC(Direct to Consumer)とは、生産者がECサイトを立ち上げ消費者に直接商品を販売するビジネスモデルの名称になります。
DtoCのメリットは消費者との間に仲介業者が入らないことで中間マージンが削減され、市場価格に近い価格のまま高い利益率で商品を販売できることです。
また、商品の「製造」「管理」「販売」を一貫して行うことで、購入者の意見をダイレクトに聞くことができ、商品開発や販売戦略も独自の方法をとることができます。
近年、DtoCマーケティングを行う生産者が増えた背景にはECサイトを簡単に立ち上げることができるサービスが登場した影響が大きいとされています。
農家さんが生産した野菜の多くは卸売市場を通して効率的に飲食店やスーパーなどの販売店に流通しています。
また従来の販路に加え、近年では自らECサイトを立ち上げインターネットで野菜の販売を始める農家さんが増えてきています。
直接販売を行うことで生産者の顔が見える安全な野菜を販売することができる上に、野菜のネーミングやパッケージを工夫してブランド化するなど自身でマーケティング戦略を立てて販売を行うことができます。
また、コロナウイルスの影響で表面化した販売店・飲食店の休店により野菜が行き場を失ってしまうという課題も個人を対象とした販路をもっていることで早めに対策を行うことができます。
ECサイトは立ち上げるだけでも商圏を全国に広げることができるメリットがあります。
現在は、インターネットで販売をはじめるために高額な制作費をかける必要のない時代です。
下記のサービスのように無料始めることができる多機能なECサービスも登場しています。
・ BASE
・ STORES
農家であれば
・ 食べチョク
などがあり、それぞれ初めてネット販売を始める方にも分かりやすいシステムになっています。
紹介した「DtoC」以外の取引形態用語を紹介します。
BtoB(Business to Business)とは 【企業】対【企業】の取引形態 のことです。
単価の高い取引や、リピート注文に繋がる可能性が高いことがポイントです。
BtoC(Business to Consumer)とは 【企業】対【個人】の取引形態 のことです。
一般消費者向けのマーケティングでは、SNSの活用が必要不可欠となっています。
CtoC(Consumer To Consumer)とは 【個人】対【個人】の取引形態 のことです。
「フリマアプリ」や「ネットオークション」などのサービスで、CtoCマーケティングが行われています。
DNVB(Digital Native Vertical Brand)とは 【ブランディング】 に特化したマーケティングです。
日々、様々な業種で販路開拓が行われています。
特に現在は新しいWEBサービスの登場により販路開拓が行いやすくなっており、常に業種・業態に合わせたマーケットトレンドに敏感である必要があります。
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